~「また貸したくなる社長」には理由がある~
「なぜ、あの社長はすんなり融資を引き出せるのか?」
同じような業績、規模の会社でも、融資が通る・通らないには差があります。
その大きな理由の一つが「社長自身の印象」です。銀行は会社だけでなく、社長の姿勢・人柄を見ています。
数字に強い社長
銀行は「数字に弱い社長」に対して警戒心を持ちます。
たとえば、以下の質問にスムーズに答えられますか?
- 直近の売上は?
- 今期の利益見込みは?
- 借入金の残高と返済スケジュールは?
「全部税理士任せ」では、信頼は得られません。
簿記の知識は不要ですが、自社の数字と向き合う姿勢が重要です。
正直に話す社長
銀行はリスクを嫌いますが、「正直に話す社長」には安心感を覚えます。
たとえ赤字でも、「なぜそうなったか」「どう立て直すか」を説明できれば、前向きに評価されることも。
逆に、言い訳や隠しごとが見えると、担当者は心を閉ざします。
約束を守る社長
銀行が見るのは、経歴や話術ではなく「約束を守るかどうか」です。
たとえば…
- 書類提出や面談時間を守る
- 月次報告をきちんと出す
- 返済計画を実行する
こうした小さな信頼の積み重ねが、「貸しても大丈夫」と思わせる要因になります。
計画を語れる社長
銀行が最も知りたいのは「この会社は将来返済できるか?」という点。
そこで重要になるのが「経営計画」です。
「来期は新商品で売上10%増を目指す」など、裏付けのある目標を話せる社長は、一目置かれます。
「考えていない」のが一番のマイナス材料です。
銀行をパートナーとして見る社長
銀行を「味方」と見て、対話や相談を重ねる社長は、好かれます。
たとえば…
- 設備投資の前に事前相談
- 定期的な経営報告
- 新事業の報告
こうした関係があると、いざという時に助けてもらえる確率が高くなります。
まとめ:銀行との関係は「人と人」
書類や数字も大切ですが、最終的には社長の姿勢がカギを握ります。
信頼される社長になることが、融資を引き出す最大の近道です。
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