赤字でも銀行融資は可能です。本記事では、銀行が重視する資金計画の作り方を解説。
返済可能性・マネジメント力・再建のビジョンをどう伝えるか、実例を交えて紹介します。
<この記事でわかること>
- 赤字でも銀行融資が通る理由
- 銀行が重視する3つの視点(返済可能性・マネジメント力・再建ビジョン)
- 実際に赤字でも1,200万円の融資が通った事例
- 銀行担当者が納得する資金計画の4つの要素
- 信頼される資金計画を作るための実践的なコツ
「赤字=融資NG」…と思っていませんか?
「業績が悪いから、どうせ銀行は貸してくれない」
そんな声を経営者の方からよく耳にします。
たしかに、赤字決算を見た金融機関の表情が曇るのは事実。
でも――赤字でも、しっかりと資金計画を立てれば融資は通ります。
実際に、2期連続赤字の企業でも、1,000万円以上の融資を通したという実例があります。
キーワードは、「過去」ではなく「未来」の見せ方。
このブログでは、赤字決算でも銀行の心を動かす「資金計画」の作り方を、実例を交えて解説します。
銀行が「お金を貸すかどうか」を決める本当の基準とは?
銀行が重視するのは、決して赤字か黒字かだけではありません。
銀行が見ているのはこの3つ:
1.借りたお金を、返せる根拠があるか?(=返済可能性)
2.社長が数字を把握しているか?(=マネジメント力)
3.今後の改善ストーリーがあるか?(=再建のビジョン)
つまり、「未来のお金の流れをどうコントロールするつもりか」が語れるなら、赤字でもチャンスはあります。
実例:2期赤字でも、銀行融資1,200万円が通ったケース
ある製造業の会社。2期連続赤字。
在庫過多・売上低迷・借入返済も滞り気味。
普通に見れば「融資不可」に思える状況でした。
融資を通すために用意する資料:
1.12ヶ月の資金繰り表(月次ベース)
2.コスト削減計画(実行可能性の高い削減案)
3.売上回復の具体アクション(営業施策のスケジュール)
4.返済原資の裏付け(どの月にどれだけ返せるか)
銀行に伝えたのは、「この赤字は一時的な通過点であり、すでに改善が始まっている」ということ。
→ 結果、1,200万円の運転資金融資が承認された事例があります。
赤字でも説得力がある「資金計画」とは?
単なる“数字合わせ”ではなく、銀行担当者が「納得」し、「上司に説明しやすい」と思える内容が重要です。
▼ 資金計画に盛り込むべき4つの要素:
| 要素 | 内容 | 銀行担当者の視点 |
|---|---|---|
| 1. 現状分析 | なぜ赤字なのか、原因は? | 「状況を正確に把握しているか」 |
| 2. 改善施策 | 何を・いつ・どう改善するか? | 「再建のリアリティがあるか」 |
| 3. 数値シミュレーション | 入出金とキャッシュ残高の見通し | 「返済できると判断できるか」 |
| 4. リスク対策 | 万が一の備えはあるか? | 「楽観的すぎないか?」 |
融資担当者が“信頼できる”と思う3つのコツ
1. 数字の根拠を用意する
「前年比で売上が1.5倍になる予定です」→なぜ?根拠は?
→ 過去の受注傾向・既存顧客の発注予定など、“客観的な根拠”を添えると一気に信頼度アップ。
2. 売上だけでなく「手元資金の推移」を示す
売上が伸びても、入金が遅ければ資金繰りは苦しくなります。
→ 資金繰り表(月単位)で、キャッシュ残高の推移を見せましょう。
3. 「自分ごと」として語る
「税理士が作ってくれた資料です」ではダメ。
銀行は、「社長が数字を理解しているか」を重視します。
→ 数字の意味を自分の言葉で説明できることが最大の武器です。
まとめ/数字で語れば、赤字でも信用される
経営者にとって、赤字はつらいものです。
でも、融資において本当に重要なのは、「今の赤字」ではなく、「未来の黒字化の道筋」を示せるかどうかです。
最後に、覚えておいてください。
・ 銀行は、完璧な会社にしか融資しないわけではありません。
・融資は、「信頼できる計画」にお金を出すのです。
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