「月末の支払いがキツい…」
「振込資金が足りないけど、売上は数日後に入ってくる予定…」
そんな悩みを抱える中小企業の経営者に朗報です。
請求書の支払いをクレジットカードで後払いできるサービス「支払い.com」を活用すれば、最大84日間の支払い猶予が得られ、資金繰りに余裕を持たせることができます。
本記事では、支払い.comの仕組み、メリット・デメリット、導入時の注意点をわかりやすく解説します。
「支払い.com」とは?
支払い.comは、請求書の支払いをクレジットカードで代行してくれるサービスです。
例えば、仕入先や外注先から「銀行振込で支払ってください」と言われた請求書があったとしても、その支払いをクレジットカードでできるようにしてくれます。
つまり、現金の支払いを後ろ倒しできるということです。
仕組みはこうです:
- あなた(利用者)が、支払い.comに請求書の情報をアップロード
- 支払い.comが、あなたの代わりに振込支払いを実行(最短で翌営業日に着金)
- あなたは支払い.comからクレジットカードで引き落としされる
カード会社の締め日と支払日をうまく使えば、実質84日間も資金繰りが延命できることになります。
どんなときに使える?
- 売上の入金より仕入れの支払いが先に来るとき
- 一時的に現預金が不足しているとき
- 銀行融資までは必要ないが、短期的にキャッシュを温存したいとき
例えば、「クラウド開発の外注費100万円を月末に払う必要があるが、顧客からの入金は翌月中旬になる」など、資金のタイムラグを埋めたいときに非常に有効です。
最大84日間の猶予はどうやって?
支払い.com自体は、請求書発行から最長60日間の後払いに対応しています。
そこにクレジットカードの引き落としタイミングを組み合わせると、最大で84日後の現金支出にできるのです。
【例】
- 7月1日に請求書を受領
- 支払い.comに申し込み→60日後の8月30日払いで設定
- カード会社の締めが8月末→引き落としは9月末
→この場合、実際のキャッシュアウトは9月末=84日後!

最大84日間の支払い猶予が可能になるのは一部のクレジットカード
最大84日間の支払い猶予が可能になるのは「セゾンのプロカード」など、一部のクレジットカードに限られます。
✅ なぜ「最大84日」になるのか?
「支払い.com」では、請求書支払日を最長で60日先に設定できます。
これに加えて、**クレジットカードの締め日から実際の引き落とし日までの期間(=約1か月)**を活用することで、最大84日間のキャッシュアウト猶予が可能になる仕組みです。
✅ たとえばセゾンプロカード(ビジネスカード)の場合:
- 締め日:毎月月末
- 支払日:翌々月4日
(※クレジットカード会社によって異なります)
つまり、例えば7月1日に支払い.comで請求書を登録→支払日を60日後(8月30日)に設定すれば、カード請求は8月末締め → 10月4日引き落としとなり、実質支払いは84日後という計算になります。
✅ 注意点:カードによって期間が短くなることも
- カード会社の締め日と支払日が「月末締め・翌月末払い」などのカードでは、最大でも60〜70日程度の猶予になります。
- 「締め日と支払日が近いカード」の場合は、猶予が短くなります。
メリットまとめ
✅資金繰りに余裕ができる
仕入や外注費などの支払いをクレカにまとめることで、キャッシュアウトを先延ばしできます。
✅与信審査なし・使いやすい
事前審査なしで、請求書さえあればすぐ使えるのが特徴。登録から利用までもスムーズです。
✅取引先にカード情報を渡さず使える
支払い.comが仲介するため、相手方にはカード情報が渡りません。
相手は「銀行振込で入金される」だけなので、取引関係に影響が出ません。
✅銀行融資とは別枠の資金調達手段に
金融機関の借入枠を使わずに、実質的な資金調達が可能です。既存の融資とはバッティングしない点も魅力です。
✅ ファクタリングより手数料が安い
ファクタリングは売掛金を早期に現金化する手段として利用されますが、その手数料は10〜30%が相場と、かなり高めです。
一方、支払い.comの手数料は3.5%〜(税込)と比較的安価です。
しかも、これは“支払側”が払う手数料なので、売掛金を安く買いたたかれることもありません。
✅ クレジットカードのポイントがたまる
支払い.comを通じてクレジットカードで請求書を支払うと、カード利用分としてポイントやマイルが付与される点も大きな魅力です。
たとえば:
- 月100万円分を支払い.com経由でクレカ払い
- 還元率1%のカードなら → 毎月1万円相当のポイントが貯まる
- 年間なら12万円相当に
これは実質的に手数料の一部を回収できることになります。
利用手数料は?
支払い.comの手数料は、請求書額面の3.5%(税込)〜。
たとえば100万円の請求書なら、35,000円程度のコストで支払い猶予が得られる計算です。
もちろん高いと感じる人もいるかもしれませんが、資金ショートのリスクを避けられる保険と考えれば、十分に許容範囲内と言えるケースも多いです。
デメリットや注意点
❌利用には法人クレジットカードが必要
個人名義のカードでは使えないため、法人カードを用意しておく必要があります。
❌支払い.comの手数料+カード会社の決済手数料がかかる場合も
一部カード会社では別途決済手数料がかかることも。全体のコストは事前に確認を。
❌すべての取引先が対象ではない
請求書に不備がある、法人名義が異なる、など条件に合わない場合は利用できません。
利用に当たっては、B to B(会社間取引)であること、マネーロンダリングでないことなどについて、都度チェック☑️があります。
どんな業種で使われている?
- 飲食業:仕入れや内装費の支払いに
- IT業界:外注費や広告費のキャッシュアウト対策に
- 建設業:材料費・協力業者への支払いなどのタイムラグ調整に
- 小売業:メーカー仕入れへの支払いで資金繰りの平準化に
幅広い業種で導入が進んでおり、「一時的な資金対策として手軽に使えるツール」として評価されています。
まとめ:短期的な資金繰りの切り札に
「支払い.com」は、短期的にキャッシュに余裕を持たせたい中小企業にとって、非常に心強い選択肢です。
✔ 銀行融資のような審査もなく
✔ 相手先に迷惑もかけず
✔ 実質2〜3ヶ月の支払い猶予が得られる
まさに**“つなぎ資金”の切り札**として活用できます。
資金繰りに悩んだとき、「まずは支払い.comで乗り切る」という柔軟な選択肢を持っておくと、経営の安定度が一段階アップするかもしれません。
▶ 詳しくはこちら:https://shi-harai.com/
(※本記事の内容は2025年7月時点の情報に基づきます)
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