リスケジュール(リスケ)は、経営改善のスタート地点です。返済額が軽くなり一息つけた経営者も多いでしょうが、これからが本当の勝負です。リスケ成功後に気を付けるべきポイントを解説します。
新規融資が難しくなる
リスケ後、金融機関から新たな融資が受けにくくなります。理由は、「返済能力が不十分だからリスケした」という評価を受けているためです。そのため、リスケ後も資金繰りの安定は確保できていません。
✔ 資金資金繰りの見直しが最優先
リスケによって返済額が減っても、キャッシュフローが改善していなければ、再び資金ショートのリスクが出てきます。
月次の資金繰り予定表を作り、現預金の推移を常に把握しましょう。
リスケ中の経営改善が信用を左右
金融機関は、リスケをした企業を「要注意先」として監視しますが、改善の兆しを見せれば再生のスタートと評価されることもあります。
見られているポイント:
- 返済の履行:減額後でも、約束を守る姿勢が重要です。
- 財務内容の改善:売上回復やコスト削減、在庫管理など具体的な努力が必要です。
- 報告・相談の徹底:金融機関との定期的なコミュニケーションを欠かさず、信頼を築きましょう。
黒字化が最大のカギ
リスケ後に新たな信用を得るためには、営業利益ベースで黒字化が必須です。帳簿上の一時的な利益ではなく、継続的な黒字が求められます。
黒字化に向けたチェックポイント:
- 利益を生む商品・サービスに集中。
- 販管費を適切にコントロール。
- 売上を伸ばす戦略に基づいて利益を増加。
経営改善計画書の実行
リスケ時に提出した経営改善計画書が実行されていなければ、再度信頼を失うリスクがあります。進捗を定期的に確認し、未達成の部分には修正案を作成しましょう。
通常返済への復帰を目指す
リスケは一時的な措置であり、最終的な目標は通常の返済に戻ることです。そのためには、数期連続の黒字化、営業キャッシュフローのプラス維持、経営改善計画の達成が求められます。
まとめ:リスケは経営改善の猶予期間
リスケは単なる一時的な猶予期間です。この期間に財務を立て直し、利益を出し、信頼を取り戻すことが、将来的な新規融資や通常返済への復帰につながります。
経営者は「もう借りられない」と思わず、体質改善のチャンスと捉えることが重要です。
「リスケ後こそが勝負どころ」
今こそが本当の経営改善のスタートです。
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