こんにちは。中小企業の財務コンサルを専門としている行政書士・1級FP技能士・銀行融資診断士®の本間です。
資金繰りに悩んでいる中小企業の社長は決して少なくありません。にもかかわらず、「財務コンサルタントに相談する」という選択をする方はまだごくわずかです。
なぜ社長たちは財務コンサルを活用しないのでしょうか。その背景には「存在を知らない」「恥ずかしい」「費用が不安」「自分で何とかできると思っている」といった心理や文化的要因があります。
本記事では、中小企業の経営現場で財務コンサルが利用されにくい理由を整理し、なぜ今こそ外部の財務支援が必要なのかをお伝えします。
1. 財務コンサルという存在自体を知らない
多くの社長にとって、財務の相談相手といえば「税理士」が真っ先に浮かびます。
税理士が担うのは主に決算・税務申告・節税対策。ところが、日常の資金繰り管理や銀行との交渉に深く入り込むケースは少数派です。
一方で、財務コンサルは「未来の数字を見える化」し、資金繰り改善や金融機関対応を伴走します。ですが、この役割はまだ世の中に浸透していません。
結果として「そんな専門家がいるなんて知らなかった」という社長が大半なのです。
2. 弱みを見せたくない心理
「資金繰りで困っている」と口にするのは、社長にとって勇気のいることです。
「経営者として無能と思われるのではないか」
「銀行に知られたら信用に傷がつくのではないか」
こうした不安から、悩みを外部に打ち明けること自体を避けてしまうのです。特に地方の経営者は「周囲の目」を気にする傾向が強く、資金繰りの苦しさを隠す文化が根強いといえます。
実際には、資金繰りに悩んでいるのは決して特殊なことではなく、むしろ中小企業の“日常”。それでも「恥ずかしい」という気持ちが大きな壁になっています。
3. コストに対する抵抗感
資金繰りに困っている会社ほど「コンサルに払う余裕なんてない」と考えがちです。
ここに典型的なパラドックスがあります。お金が足りないからこそ、外部の知恵を入れる必要があるのに、そのお金を惜しんでしまうのです。
例えば、毎月の資金繰り予測を整えるだけで銀行からの信頼度が上がり、結果として数百万円単位の融資枠が広がることもあります。
顧問料十数万円は、その効果から見れば十分に投資回収できる金額です。
しかし「費用対効果」を冷静に考える余裕がない状況では、支出はすべて「コスト」にしか見えなくなります。
4. 自分で何とかなると思っている
「これまで30年やってきたけど、何とかなったから大丈夫」
「銀行とは長い付き合いだから、いざとなれば助けてくれる」
こうした過去の経験則に頼る社長も少なくありません。
ところが近年は金融機関の融資姿勢も変わり、数字で説明できない会社は支援対象から外れる傾向が強まっています。
勘や経験で経営できた時代は終わりつつあります。
数字を見える化し、計画性を示すことが銀行交渉の必須条件になっているのです。
5. 信頼できる人に出会っていない
最後に大きいのが「誰に頼めばいいのか分からない」という点です。
財務コンサルを名乗る人は増えていますが、そのスキルや経験は玉石混交。
しかも資金繰りや融資は会社の生命線ですから、少しでも不安があれば相談に踏み出せないのが経営者の心理です。
実際に「うちの数字を任せられるのは、信頼できる人物に限る」と考えるのは自然なこと。
だからこそ、紹介や実績がない限り、出会いの場面で大きなハードルが残るのです。
今こそ外部支援が必要な理由
ここまで見てきたように、財務コンサルが使われない理由は
- 存在を知らない
- 恥ずかしい
- 費用を心配する
- 自力でやれると思う
- 信頼できる相手に出会っていない
この5つに集約されます。
しかし、金融機関の評価基準が厳しくなり、資材・人件費の高騰が続く今、資金繰りは感覚では乗り切れない時代になっています。
外部の目を入れて「数字を見える化」し、「未来を描く資料」を準備することこそ、資金調達や経営安定の最短ルートなのです。
まとめ
資金繰りに悩むことは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ「資金繰り表を整える」「銀行に説明できる資料を持つ」といった行動を取る経営者こそ、金融機関からの評価も高くなります。
外部の財務コンサルを活用することは、余計なコストではなく「会社を守り、成長を支える投資」です。
もし今、資金の見通しに不安があるなら、一度相談してみることをおすすめします。
私も長年の経理経験と地域企業の支援経験を活かし、社長のそばで一緒に考え、未来を作るお手伝いをしています。
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