~社長が知っておきたい金利の仕組みと対策~
「なるべく低い金利で借りたい」
そう考えるのは、すべての経営者に共通する思いではないでしょうか。
では、融資の金利はどうやって決まっているのでしょうか?今日はその“仕組み”と“対策”を、ざっくりわかりやすくお伝えします。
金利が上がるのはなぜ?
金利は「お金の需要と供給」で決まります。
企業が投資や仕入れでお金を必要とするほど、お金の需要が増え、金利は上がります。逆に需要が少なければ、金利は下がります。
最近は物価上昇で資金ニーズが高まっており、全体として金利が上がりやすい地合いです。
銀行はなぜ金利を変えるのか?
銀行にとって最大のリスクは「貸したお金が戻ってこないこと」です。
このリスクの度合いを「格付け(信用力)」で判断し、それによって金利を調整しています。
財務内容が良ければ「格付け」が上がり、金利は下がります。
逆に格付けが悪ければ「貸倒れリスク」が高いため、銀行は高めの金利を設定します。
また、銀行の内部では、リスクの高い融資には「貸倒引当金」というコストを見込む必要があり、これも金利に反映されます。
金利を下げるための3つの対策
① 格付けを上げる努力をする
格付けは財務指標で判断されます。特に「自己資本比率」や「経常利益」が重要です。日頃から利益を確保し、資本を厚くしていくことが、金利引き下げのカギです。
② 複数の金融機関と付き合う
1行だけだと競争が起きず、言い値で借りてしまいがち。
信用金庫や政策公庫など、年商3億円未満の企業には合計2~3行がベストバランスです。
金利交渉の余地が広がります。
③ 銀行との信頼関係を築く
決算報告や定期訪問などを通じ、銀行にしっかり情報開示することが大切です。
「運転資金より設備資金の方が金利が低くなる傾向がある」など、用途によっても金利は変わります。
まとめ
金利は、単に相場だけで決まるものではありません。
会社の信用力・銀行との関係性・競争環境…こうした要素すべてが金利に影響します。
「なぜこの金利なのか?」を知り、改善できるところから取り組むことが、会社の資金調達力を大きく変える一歩になります。
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