政策公庫はメインバンクにならない
創業間もない会社や個人事業主は、日本政策金融公庫からの融資でスタートするケースが多いです。
ただし、公庫は「民間金融機関を補完する役割」のため、長期的なメインバンクにはなりません。
創業後は、自社に合った銀行や信用金庫との取引を築く必要があります。
金融機関は“一見客”を警戒する
いきなり「お金を貸してください」と訪問しても、金融機関は慎重です。
「なぜメインバンクに行かないのか」「裏事情があるのでは」と疑われがちです。
数字が良くても信頼関係がなければ融資は難しく、まずは関係づくりが重要です。
最初は口座開設から
新しく取引したい金融機関では、融資ではなく預金口座の開設から始めます。
この際、会社案内や決算書を渡して「当社はこういう会社です」とアピールすると効果的です。
銀行にとっても「新規先の情報」は貴重で、営業対象になりやすいのです。
信用を積み上げる方法
- 訪問を受ける:口座開設をきっかけに銀行から営業訪問を受けられるのが理想。
- 紹介を受ける:取引先や税理士から紹介されると信用度が一気に高まります。
- 実績を作る:売上入金や支払口座に活用し、通帳に企業活動の実績を残す。半年程度で信用が積み上がり、融資相談がしやすくなります。
金融機関の選び方と注意点
- 身の丈に合った金融機関
年商3億円未満なら信用金庫・信用組合、将来を見据えて地銀も一部。メガバンクは小規模企業には不向き。 - 複数行と付き合う
1行に依存すると、条件提示を受け入れざるを得ずリスク大。複数と関係を持つことで選択肢と交渉力が広がります。
まとめ
銀行取引は「信頼関係づくり」から始まります。
いきなり融資をお願いするのではなく、口座開設・情報提供・実績作りを通じて、銀行に「安心して貸せる会社」と思ってもらうことが第一歩です。
身の丈に合った金融機関と複数の関係を持ち、日常的な取引を積み上げることが、いざという時の資金調達力につながります。
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